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こんにちは♪今週もレッスンにご参加いただきありがとうございます。
・バレエノート
・ストレッチ
・バーレッスン
・発表会の振付け
・バレエノート
・ストレッチ
・バーレッスン
・発表会の振付け
・ストレッチ(各自で自習)
・バーレッスン
・発表会の振付け
初等科クラスでは小学校1年生から少しずつバレエノートを書く練習が始まります。
「今日のレッスンの目標」
「レッスン中の大切だと思う身体の使い方」などを自分で見つけて
「いつ」「何をするとき」「どのように」「どうしていくか」などを
言葉を組み合わせて、相手に伝わりやすいように肯定文にして作っていきます。
発表会の舞台上にある自分の立ち位置の目印となるランプの絵を
色をつけて綺麗に書く子
ランプの位置のことを
「俺の居場所を覚える」なんて表現する男の子など
とてもユニークなバレエノートに仕上がっています。
また、お友達はどんなふうに書いているのだろうかとお互いのノートを見せ合いっこしたりと
レッスン前はこの時間がなかなか盛り上がります。
なかには、バレエノートを書くことが苦手なお子さんもいます。
お父さんが用意してくれたオシャレなノート
最初の1ページ目を書く日は
側についてあげながら
まずはみんなの踊りを観察します。
何を書いたらいいか決められない場合は
「あの動きのときの手の使い方はどうかな?」
「この動きのときの足の使い方はどうかな?」とヒントを与えます。
そうすると、「柔らかく動かす」と答えられました。
自分で考えながらゆっくり言葉に出して
こちらを見て少し心配そうな表情をしながら話し出します。
一つ書けるようになると少しずつ自信がついてくるので
その日は、「今日の目標」と「4つの文章」を書くことができました。
そして、良く出来ましたの証のスタンプを押してあげます。
「これはあなたの財産ね、貯金だよ」と伝えて達成感と自信をつけてあげます。
その次のレッスンではペンを持参して
自分で「日付」と「今日」の目標を書いていました。
どんな内容を書こうか迷っていたので、
またヒントを与えるとそれでも書き始めません。
それは、自分で見つけて書きたいから。
見つけたら、また言葉を組み合わせて
確認をし合っていきます。
その日は前回よりも多い「5つの文章」を書くことができました。
さらに、隣のページに線を区切って「5つの文章」の絵を書いて表現することも始めました。
絵の続きは次回までの宿題にしたので、仕上がりが楽しみです。
普段、よくお話しする子もいれば控えめであまりお話しをしない子もいます。
あまり話すのが得意ではなかったとしても
よくまわりを観察していたり
深いところまで考えていたり
鋭い感性を持っていたり
字が綺麗だったりもするので
たった1冊のバレエノートから
その子のさまざまな世界観がみられます。
言葉遣いも大切ですが
綺麗な文章が書ける女性も美しいのではないでしょうか。
学校だけではなく将来社会に出たときに
相手に「いつ」「誰が」「どこで」「どのように」「どうするか」「だからここを気をつけてね」などを
メモやノートに分かりやすく伝えられると
読んだ相手も理解しやすいですし、行き違いもなくなるはずです。
人に教える、育てる、伝えることはさまざまな場面で出てくると思います。
時と場合によってはそこまで丁寧に伝えられないときもあるかとは思いますが
苦手な分野に対して具体的ではない「単品言葉」だけでは、人によっては響かないときもあります。
これはどちらの意味なんだろう‥なんて迷ってしまったり。
もちろん、相手任せだけではなく自分で意味をよく考えることも大切です。
自分のため、人のためにも役立ちますので皆さん楽しみながらやってみましょう♪