村上純子バレエスタジオ
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村上純子
バレエスタジオ

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8/5 初日のレッスン 両立の意味

この日は発表会後のお休み明け初日のレッスンでした。

 

たった1週間でしたが、いつのまにかに身長が伸びている子

 

日焼けをしていたりと久しぶりの皆さんの顔が見られて嬉しかったです。

 

初日でしたのでレッスンの様子やお話した内容を書いてみようかと思います。

 

 

おはなし

 

 

長い発表会期間で、いろいろと大変な中よく頑張って乗り越えたね。

 

 

これから夏期講習、受験の準備、習いごと、仕事、家事などたくさんのことを両立する日々がまた始まります。

 

 

みんなはね、お教室に来ただけでとても立派なの。

 

 

レッスンの調子が良い日、悪い日があったとしても

 

 

学校や仕事が終わってから急いで着替えて、シニヨンをして、自転車をこいで

 

 

ヘトヘトの中、スタジオに来てレッスンを受けていること

 

 

一日の終わりのレッスンのために日中に体力気力を残して学校や仕事先で過ごしていること

 

 

家に帰れば試験勉強や宿題、仕事の作業が残っていてやらなければならなかったり

 

 

そのような中でお教室に来たことがもう偉いこと

 

 

私たちはすごいことをやっているの

 

 

なかなか大人でも真似できないんだから

 

 

お世辞じゃないよ、本当にそう思ってるの。

 

 

だから、そのような中いつもレッスンに来てくれてありがとうと思っています。

 

 

両立していく上でのやる気、モチベーションアップをすることはなかなか大変だよね。

 

 

最初から全部完璧にやろうとしなくてもいいの

 

 

できるものをできる分だけ始めていく

 

 

0か100か、白か黒かで決めないで

 

 

今せめてできることを行うの。

 

 

そうじゃないとプレッシャーになるし、手がつけられなくなったりと

 

 

環境整備にとらわれてしまうから。

 

 

やり始めたいのに集中力、やる気が起こらないからできないというのは違うの。

 

 

脳の中にはやり始めるとエンジンがかかる部位があって

 

 

とりあえず、できることをできる分だけ行う

 

 

身体を動かすことで集中力、やる気が出てきてエンジンがかかってくる

 

 

両立していくときは「今せめてできることを行う」

 

 

1日1分のストレッチからスタートでもOK

 

 

テキストを1行読むだけ、1ページ読むだけでもOK

 

 

バレエノートも書けるところから始められればいいよ。

 

 

前回の「山登り」の例えを思い出してみて下さい。

 

 

頂上を目指して登ろうとするときに山道にある雑草をよけて

 

 

石ころがあればつまづかないようにして

 

 

水溜りがあれば飛び越えていくのと同じように

 

 

目標があってもやるべきことがたくさんあって途方にくれてしまうとき

 

 

突然のスケジュール変更、他の誰かに何かに気分を害されたり

 

 

やっと時間が確保できても疲れてしまい力を出しきれなかったりで

 

 

先へ進めず、焦り、不安、イライラしたり。

 

 

問題解決するお片付けの環境整備だけにとらわれないで

 

 

お片付けしながら「今せめてできることを行う」アクションは1セット

 

 

それが両立なのではないでしょうか。

 

 

バレエノートは踊りの内容だけを書くのではなくて

 

 

今、自分はどんな気分なのか

 

 

早めに気づける意識を持ち

 

 

途中で立て直す力を身につけるために

 

 

役立ててもらえたらと思っています。

 

 

気分は気分、行動は行動。

 

 

使い分けられたらいいよね。

 

 

みんなならできるよ

 

 

だって、バレエのレッスンでは身体のすみずみまで意識して

 

 

さまざまな感情と付き合って

 

 

まわりの気配を感じて

 

 

音楽に合わせて同時進行することを学んでいる。

 

 

そして、7/28の舞台であれだけ踊れるようになったんだから。

 

 

その力はもう育まれているのよ。

 

 

 

 

初等科

 

お話しのあとに、バレエノートの書き方の「レッスン前の準備」の1番〜7番を書く練習をしました。

 

 

最初は少し緊張気味でしたが、1人がひとつ書き終えると見せにきてくれて、おしゃべりしていると

 

 

他の子も書いたノートを見せにきてくれます。

 

 

1番が書けたら2番、3番と進んでいきます。

 

 

書いていくうちに気分が乗ってきたようで、みんなでいっぺんに囲まれて話しかけられ

 

 

ちょっと慌ててしまいました。

 

 

続きは宿題にしたので今度のレッスンで持ってきてね。

 

 

その後はストレッチ、バーレッスン、センターレッスンを行うので

 

 

その間にみんなのノートにお返事を書く作業をしました。

 

 

このような感じです。

 

 

 

中等科

 

お話しを終えてから、バレエノートの「レッスン前の準備」の1番から7番を書く練習をしました。

 

 

書く練習といってもおかたい感じにはしたくはないので

 

 

もっとみんなでリラックスして想像力を使いながら、ワクワク楽しんで書いてほしいことを伝えました。

 

 

それぞれの言葉で自分たちの想いを書いてくれるので

 

 

改めて、こちらも「そうだったんだね」と感じて考えさせられることも多くありました。

 

 

そして、ここまで続けている自分に自信を持つこと、大きな財産なのだと話しました。

 

 

その後は初等科のときと同じようにみんなのノートにメッセージを書きました。

 

 

次回のレッスンまでに1番から7番は宿題です。

 

 

義務的にならずに思ったように書いてごらん。

 

 

 

高等科

 

高等科もお話しの後にバレエノートの「レッスン前の準備」から書く練習を始めました。

 

 

書ける範囲でゆっくり慣れていけば大丈夫

 

 

自分たちの今までのバレエを振り返って

 

 

大切にしていけるように

 

 

シェアできるものはみんなと一緒に話してアイディアや乗り越え方のアドバイスを出し合えるようになったら素敵

 

 

恥ずかしかったら秘密でもいいよ

 

 

続きは次回のレッスンまでの宿題です。

 

 

バレエノートを通してメッセージのやり取りが出来たら楽しいかもしれないね。

 

 


 

バレエノートの書き方のP.3、P.4にある「レッスンのながれ」に記載されていますが

 

 

バレエのレッスンはストレッチのあとにバーレッスン、センターレッスンをあのような順番で行うので

 

 

時間配分をしています。

 

 

通常レッスンはだいたい1〜1時間半の時間です。

 

 

発表会期間になると、振付けの練習が入りさらに細かい時間配分が必要とされるので

 

 

指導者と生徒さんたちにはお互いの集中力が必要とされます。

 

 

その中でグループで行うバレエのレッスンではあまりお互いが会話をする機会が少ないのです。

 

 

スタジオも時間で借りているため入室、退室を速やかに行わなければならなかったり

 

 

なかなかレッスン前後に皆さんとゆっくり話せる機会が少ないものです。

 

 

今回は時間制限はありますが、レッスン前にお話しやバレエノートを書く時間を取り入れながら

 

 

ストレッチ、バーレッスン、センターレッスンを行うという挑戦をしています。

 

 

初めてのことはお互い慣れないこともありますが、出来るものからひとつずつ行っていけば大丈夫だから

 

 

みんなでバレエを楽しみましょう。