受付時間 10:00-13:00(土日を除く)
10月2週目のレッスンは各クラス、担当教師をシャッフルしてさまざまな内容を行いました。
皆さん、とても集中して良く頑張っていましたね。
今週もレッスンにご参加いただきありがとうございました。
レッスン前の準備、今日のレッスンの目標になる
いつ・どのとき・どのように・どうするのかを書いてもらいました。
バレエノートは小学校1年生頃から始めているのですが、まだ字が書けない園児さんには
ラミネートを見せながらお話ししたり、バレリーナの絵を描いてもらったりしています。
今週は可愛い園児さんが初等科クラスにご入会されました。
体験レッスンの日、ストレッチのときから姿勢改善のため身体のあちこちをさわっていきます。
レッスン後は、お子様のお母様から「レッスン前とレッスン後の姿勢が変わった」と喜んでいただきとても嬉しく思いました。
姿勢は子供の頃からの生活習慣で大きく影響しますから、3〜4歳からバレエを始めるのはとても良いタイミングです。
今週から基礎をしっかり学ぶレッスン、テクニックを学ぶレッスンを設けました。
基礎を学ぶレッスンは、身体のすみずみまで意識をして、怪我をしにくい身体作り
全身のラインを整え、踊りの質を上げるために行い
テクニックのレッスンでは、集中力や踊る技術を高めお子さんたちの可能性の幅を広げるために行っています。
真剣な眼差し、笑顔、くやしさなどさまざまな感情を味わいながら一生懸命に励んでいました。
新しいお友達に場所を教えて助けてくれるお兄さん、お姉さんたちがいました。
みんなでスキップ、ジャンプ、手拍子、エシャペ、シャンジュマン
女の子は素敵な白鳥さんのパドブレ、男の子はドンキホーテのカッコイイポーズなどを行いました。
今月、来月は他にも体験レッスンのお友達が参加するのでみんなで仲良くしてあげてね。
レッスン中はどのような場面で集中力を使っているのかを書いてもらったところ
アンシェヌマン(順番)を覚えるとき、みんなで呼吸を合わせて踊るとき、身体の使い方を意識するときなどがありました。
1.レッスン前に気持ちと身体を整えておく
2.その日のレッスンのテーマとなる目標を決める
3.バレエを通してなりたい自分の姿をイメージする
4.さまざまな場面、コンディションのときのために対応策をいくつか用意しておく
この4つが揃うとレッスンに集中できるようになっていきます。バレエノートにはこのような意味もあるのです。
あとは、先生がみんなの能力を引き出すのがお役目ですね。
踊りに繋げていくために胸式呼吸を練習しています。
息を吸ったとき横隔膜は縮んで下にさがり
息を吐いたとき横隔膜はリラックスして上にあがり動いてくれています。
肋骨と横隔膜がやわらかく動いてくれないと息がしにくくなってしまうのです。
なぜ腹式呼吸ではなく、胸式呼吸なのかというと腹式呼吸だとお腹が開いてしまい
「身体が引き上げられない」「状態を後ろに反れない」「エポールマンが使いにくい」「股関節がかたく開きにくくなってしまう」などの理由があるからなのです。
また、横隔膜は体幹の一部でもあり家で例えると屋根の役割りをしている重要な部分なので
みんなは日々、肋骨を閉じるイメージでレッスンをしているのです。
音楽に合わせて踊ることが感覚的に出来てしまう人もいればカウントで分解作業をして覚えていく人とそれぞれです。
バーレッスンのプリエで下にさがるとき、上にあがっていくときの音の取り方は基本同じです。
例えば4カウントでプリエをしたら、4カウントで戻っていきますね。
しかし、プリエで下がるときはゆっくりカウントが取れても上がってくるときに早くなってしまうときがあります。
簡単に言うと、膝を曲げて着地するときは脚の筋肉の力は強く働き
伸ばすときは脚の筋肉の力は弱く働くので
プリエで下がるときと上がるときに同じような感覚で使おうとすると
上がってくるときに脚は早く終わらそうとするので、音楽が終わる前に伸ばしきってしまうのです。
前回、踊るときのプリエは動きと動きを繋ぐ「接続詞」、動きの終わりの「句読点」のお話しをしましたね。
このプリエが乱れてしまうと振付けを行うときに音楽に合わせられなくなってしまうので
バーレッスンのプリエを見直してみるのもお勧めです。
バーレッスンでは1曲振付けを踊るための文章sentenceを作成する「名詞」「接続詞」「句読点」といった素材を学んでいます。
バレエノートの「いつ・どのとき・どのように・どうするのか」を書くのは文章sentenceの組立ての練習にも役立つのです。
センターレッスンはバーレッスンで学んだ素材を使って文章sentenceを作成して、一曲スムーズに踊ることを目指します。
素材を身体で覚えさせて、頭で組み立てて、繋げて踊れるようになるのに
一番の近道は「場数を踏む」
たくさんレッスンで経験を積んで慣れさせることが大切です。
前回と引き続き、「タイムマネジメント」について書いてもらっています。
学校が終わってレッスンに行くまでの準備を時間や優先順位で区切っていたりといろいろ工夫をして偉いなと感心しました。
「発表会期間中のタイムマネジメント」を宿題にしたので
みんなのスケジュール管理、メイク、衣装、シニヨン、トウシューズの準備など
舞台本番に向けてどう効率良く準備していくかのコツを是非教えて下さい。
平日のレッスンはストレッチ、週末のレッスンはボールをつかって全身のマッサージ、ピラティスなどを行っています。
1週間の中でいろいろな味を楽しめるレストランのように、1週間のバレエを楽しんで下さいね。
平日は基本重視のレッスン、週末はテクニック強化のレッスンを行いました。
週末のテクニック強化レッスンでは、教師2人で組んでアンシェヌマンの指導や補佐などをしていきます。
いつもと違う先生、音楽、アンシェヌマン(順番)でとてもみんな集中力がありましたね。
2週間前のテクニック強化レッスンよりも覚えるのが早く慣れてきたのを感じました。
若くて伸び盛りの時期ですので、その時期を大切に使ってくださいね。
テクニック強化レッスンのアレグロが前回にはないメニューでおもしろかったですね。
どのような内容だったかをみんな覚えているかな?
「アレグロ」とは愉快な、陽気なという意味があり早い速度で軽快に動きます。
モデラートとプレストの中間がアレグロですね。
前半のバリエーションクラスはブルーバードのバリエーションです。
そろそろ音楽をかけて踊り込みをしたいところですね。その調子で頑張りましょう。
後半のバリエーションクラスはライモンダ、四羽の白鳥の振付けを行っています。
チームワークがとても重要な振付です。特に両サイドの2人がキーパーソンなのです。
今週も皆さん前向きにレッスンに励んでいる姿がとても素敵でした。
日々さまざまなことがあるかと思いますが、バレエを通してご縁があって出逢いましたのでそのご縁を大切にして
みんなでバレエを楽しんで元気に過ごしていけたら嬉しいです。
また次週、お逢いできることを楽しみにしております。