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バレエ作品のプリンセスたちをご紹介します。
ジークフリート王子は舞踏会で結婚相手を選ぶように母に言いつけられますが彼にはその気がありません。
湖畔に出かけると悪魔ロットバルトの呪いで白鳥に変えられたオデットと出会い2人は恋に落ちます。夜にだけ魔法が解けて人間の姿になれるオデットは王子に魔法を解くには永遠の愛を誓うことが必要と伝えますが、やがて夜が明けオデットは白鳥となり飛び去ります。
その後、お城の舞踏会にロットバルトの娘オディールが現れ王子を誘惑してオディールはオデットにそっくりだったため王子は騙されてしまいます。
しかし実は悪魔だと気づいた王子はお城を飛び出し、湖畔に向かいオデットを探しに行きます。
湖畔ではオディールと愛を誓った絶望感でオデットが命を絶とうとしますが、同じように白鳥にされた娘たちが必死に止めます。
その時、王子が駆け付けオデットへの変わらぬ愛を訴え、魔法は解け2人は結ばれ悪魔は滅びます。
19世紀のドイツ、クリスマスイブのシュタールバウム家のパーティーで少女クララはくるみ割り人形をドロッセルマイヤーおじさんから贈られます。
しかし、クララの兄のフリッツにくるみ割り人形が壊されてしまいます。
その日の夜の12時、クララの体は小さくなり
ハツカネズミの大群が押し寄せ、くるみ割り人形とおもちゃの兵隊がネズミたちと戦います。クララがスリッパを投げてネズミたちを追い払うとくるみ割り人形は王子に変身して助けてもらったお礼にクララをお菓子の国に招待します。
雪の国を通り、お菓子の国に到着すると国の女王の金平糖の精に迎えられ、チョコレート、コーヒー、お茶などの精たちの踊りが繰り広げられます。
クララも王子と一緒に踊って夢のような時間を過ごします。
そして、ふとクララが目を覚ますとそこは居間のソファーの上でクリスマスの朝を迎えていました。
夢だったのか、現実だったのかクララはくるみ割り人形を抱きしめます。
ある王国で長年子供のいなかった国王夫妻にオーロラ姫が誕生します。
オーロラ姫の洗礼式には6人の妖精たちが招かれてオーロラ姫に優しさ、勇気、元気、快活、寛容、美しさの美質を授けます。
しかし、悪の精カラボスは自分だけが洗礼式に招かれなかったことを恨みオーロラ姫は16歳の誕生日に糸つむぎの針に刺されて死ぬと呪いをかけます。
そこにリラの精が「呪いは消せないけれども、姫は死ぬのではなく、百年の眠りにつく」と宣言します。
時が流れオーロラ姫の16歳の誕生日、 求婚に訪れた4人の貴公子がそれぞれ贈り物を手渡します。
そこに老婆に変装したカラボスが花束を差し出しますが、その花束の中にはつむぎ針が仕込まれていてオーロラ姫はその針に指を刺し倒れてしまいます。
カラボスは喜びますが、そこへリラの精が現れてオーロラ姫は眠りについただけだと伝え魔法でお城全体を眠りにつかせます。
100年後、デジレ王子が森に狩りにやってきます。そこにリラの精が現れオーロラ姫の幻をみせると王子は恋に落ちてお城へ向かいカラボスを倒し、オーロラ姫に口づけして目覚めさせます。
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式にはさまざまなおとぎ話の主人公たち、宝石の妖精がお祝いにかけつけます。
中世のドイツのある村、生まれつき体が弱い娘ジゼルは母親と二人暮らしをしていました。
そこには伯爵のアルブレヒトが身分を隠してジゼルに会いに来ていました。
2人は愛し合っていましたが、ジゼルを愛している森番のヒラリオンはアルブレヒトに嫉妬していました。
ある日、狩りに出た公爵一行の若い貴婦人のバチルドが村に立ち寄りますが彼女はアルブレヒトの婚約者でした。
ヒラリオンは嫉妬にかられてアルブレヒドの身分と婚約者がいることをジゼルに教えてしまいます。ショックを受けたジゼルは発作が起きて命を落とします。
ジゼルのお墓がある夜の森は、結婚前に死んでしまった娘たちが妖精ウィリとなって森に入った男を誘い死ぬまで踊らせると恐れられています。
ジゼルもウィリの仲間となり、ウィリの女王ミルタたちは墓参りに来たヒラリオンを殺しアルブレヒトを手にかけようとしますが
ジゼルが懸命にアルブレヒトを守り、ミルタたちは去っていきます。アルブレヒドに永遠の別れを告げてジゼルは消え去ります。
14世紀の北イタリアの都市のヴェローナでは
モンタギュー家、キャピュレット家という名家は抗争を繰り返していました。
キャピュレット家の仮面舞踏会に、モンタギュー家のロミオは友人マキューシオらと忍び込み、そこでキャピュレット家のジュリエットと恋に落ちます。
キャピュレット家のバルコニーにロミオは夜遅く、人目を盗んでジュリエットのもとを訪れます。
ジュリエットには婚約者がいましたが、ロミオとジュリエットは密やかに結婚式を挙げます。
キャピュレット夫人の甥のティボルトの挑発により争いが起きてロミオの友人のマキューシオが命を落としてしまい激高したロミオはティボルトを殺してしまいます。
大公から追放処分を下されたロミオは出て行き、ジュリエットは両親から婚約者との結婚を迫られ神父ロレンスに助けを求めます。
ロレンスから渡された仮死状態になる秘薬を飲んだジュリエットは死んだと見せかけます。
そして、ロミオとともに逃げるはずでしたが、その計画はロミオにうまく伝わらず、駆けつけたロミオはジュリエットが仮死状態だと知らずに毒薬を飲んで自ら命を絶ってしまいます。
その直後に目覚めたジュリエットも悲しみに暮れて短剣で後を追います。
ポーランドのガリシア地方、村娘のスワニルダは村の若者フランツと恋人同士です。
しかし、フランツは人形師コッペリウスの家のベランダで読書をしているコッペリアに恋心を抱いているので嫉妬しています。
ある日、コッペリウスが落とした鍵を拾ったスワニルダは友達を誘ってコッペリウスの家に忍び込みます。そして、フランツもコッペリアに会いにコッペリウスの家に忍び込みます。
コッペリウスの家は大きな機械仕掛けの人形がたくさん置かれています。
スワニルダと友人たちはベランダで読書をしていたコッペリアが人形だと気づきスワニルダはコッペリアに成りすまします。
忍んできたフランツはコッペリウスに見つかりますが、コッペリウスはフランツにお酒を飲ませてフランツの魂を抜いてコッペリアに授け人間にさせようとたくらみます。
しかし、その魔法の効果はなくコッペリアになりすましたスワニルダは魔法がかかったふりをして暴れ出します。
コッペリウスのおうちの中は滅茶苦茶になって本物のコッペリアの人形も壊れてしまいます。
悲しんでいるコッペリウスのもとにフランツとスワニルダが謝りに行き仲直りすることができます。
その後、村では新しい鐘が奉納されお祭りが行われスワニルダとフランツも結婚します。
継母と義姉2人と一緒に住んでいるシンデレラはいつもこき使われいます。
そこへ物乞いの老婆が現れ、気の毒に思ったシンデレラはパンと大切にしていた母の形見を渡し送り出します。
継母と義姉たちは舞踏会へ出かけてシンデレラは一人だけ家に残されます。
シンデレラがダンスを踊っていると老婆が仙女となって現れて魔法でシンデレラに美しいドレスとガラスの靴、馬車を与えます。
仙女は真夜中の12時には魔法が消えることを忠告します。宮廷ではチャルダッシュ、マズルカなどの宮廷舞踊が踊られます。
そこにシンデレラが現れ王子はシンデレラに恋をして一緒に踊り始めます。
しかし、12時となり12人の時計の精が現れます。シンデレラはガラスの靴を片方落としたまま宮殿を飛び出します。
シンデレラが落とした靴を見つけた王子は靴を手に彼女を探し出すことを決意します。
国中をまわりなかなかシンデレラを見つけられませんが、最後にシンデレラの家を訪れます。
継母と義姉は争いだす中、王子は部屋の片隅にいたシンデレラに靴を履かせたところ足にピッタリでした。
そして、シンデレラはもう片方のガラスの靴を取り出します。2人はめでたく結婚するのです。
雪のように色白の「白雪姫」という姫がいました。継母である女王は魔法の鏡に「この世で一番美しいのはだれ」と尋ねたところ
鏡は「世界で一番美しいのは白雪姫」と答えてます。それに激怒した女王は猟師に白雪姫を殺し心臓を持ち帰るよう命令します。
猟師は白雪姫に事情を話して逃がします。白雪姫は動物たちに連れられ、森の中にある七人の小人の住む家にたどり着きます。
白雪姫は小人の家で働きながら一緒に暮らすことになります。ある日、小人たちが出かけたあとに白雪姫は老婆に変装した女王を家に招き入れて毒リンゴを食べてしまいます。
小人たちが家に帰ると白雪姫は倒れていました。そこに白雪姫に恋をして探していた王子がかけつけて王子の口づけで白雪姫は目を覚まします。2人は結婚して幸せに暮らします。
19世紀の終わり、イギリス・オックスフォードにあるアリス一家の屋敷ではパーティーが行われていました。
アリスは庭師のジャックと愛し合っていましたがアリスの母親は怒りジャックは解雇されてしまいます。
ある日、友人のルイス・キャロルが穴に飛び込み白ウサギに変身してしまいます。一緒に穴に降りて行ったアリスは身体が大きくなったり、小さくなったりしながら、イモムシ、ネコに出会い、お茶会や花園などをまわり、ハートの女王が支配する国にたどり着きます。
ハートの女王の庭園ではパーティーの準備が進められていましたが、赤いバラと間違って白バラを植えてしまった庭師たちが処刑されそうになりアリスと白ウサギのジャックは彼らを逃がします。
パーティーが始まりお城に忍び込んだ白ウサギのジャックの裁判が始まり、みんながジャックに不利な証言をしますがアリスは必死に彼を弁護して守ります。
女王は怒りお城の中は大混乱となります。
気づくと現代のオックスフォードの世界に戻っていたのです。
ある村に住んでいる老郷士ドン・キホーテは、いつも書斎で騎士道物語を読んでいるうちに自分を主人公と思い込み、現実世界との区別がつかなくなってしまいます。
そして、農夫のサンチョ・パンサと一緒に物語に出てきたドルシネア姫を探しに行くのです。
スペイン・バルセロナの街中にでは宿屋の看板娘キトリと恋人で床屋の息子のバジルがいました。
キトリの父はキトリを貴族ガマーシュと結婚させようとします。
広場では闘牛士たちの踊りで賑わい、ドルシネア姫を探しにきたドンキホーテとサンチョが訪れます。
ドンキホーテはキトリをドルシネア姫と思い込んでしまいます。サンチョが食べ物を盗んで騒動となり、その騒ぎにまぎれてキトリとバジルは駆け落ちをします。
キトリとバジルは逃げのびますが、父親とガマーシュ、ドンキホーテ、サンチョも追いかけてきます。キトリとバジルは狂言自殺を仕立て父親に結婚の承諾を得ます。
ドンキホーテは人形劇に登場する悪者を現実と勘違いしてしまい、風車を悪魔と信じて突進して跳ね飛ばされてしまいます。
気を失ったドンキホーテは森の中でドルシネア姫と出会い踊る夢を見ます。その後、結ばれたキトリとバジルの結婚式が行われてそれを見届けたキホーテはドルシネア姫を探す旅に出かけるのです。
ある裕福な商人の家の末娘ベルは綺麗で、心優しく、読書と音楽が大好きでした。
ある日、この一家は財産を失い町外れの別荘へ引っ越こすことになりました。
ベルは掃除や食事の支度などを引き受け働き始めました。
1年後、父親が荷物を載せた船が港についたときにベルの姉たちは父親にドレスや髪飾りなどをねだりますが、ベルはバラを一輪欲しいと言います。
父親が帰る途中に道に迷っていると大きな宮殿が現れました。宮殿の中は誰もいませんが広間には暖炉、テーブルにはご馳走が用意されていたので
そのまま料理を食べて寝室のベッドで眠ってしまいます。朝起きると綺麗な服と朝食が用意されていたので、父親はお礼を言います。
そして、ベルがバラを欲しがっていたことを思い出し庭園のバラを一枝折ると恐ろしい野獣が現れて、命を救ったのに大切なバラを盗もうとするなんて恩知らずだと怒ります。
そして、野獣は娘の1人を身代わりに連れてくるように言います。
父親が家に辿り着くと、ベルにバラの枝を渡しながら昨晩のことを子どもたちに話しました。
2人の姉はベルを責めます。
そして、ベルは自分が身代わりに野獣のところへ行くことを決めます。
ベルと父親が宮殿へ着くと広間には豪華な料理が2人分用意されていて食事が終わると野獣が現れ、父親に明日の朝出て行くように言います。
翌日、ベルは宮殿を見て歩き、その美しさに驚きました。さらにベルのために豪華な部屋、大きな本棚、楽譜、楽器が用意されていたのです。
それから3か月の間、野獣は夕食の時だけ姿を見せてベルに優しい言葉をかけ2人は恋に落ちます。
ある日、父親が病で倒れている姿が大きな鏡に映し出されベルは野獣に父親に会いたいことをお願いして宮殿を出ます。
家に帰ると父親は喜びますが、2人の姉たちは美しいドレスを着たベルを見て嫉妬します。
姉たちはベルを閉じ込めて野獣を怒らせようと計画します。
10日目の夜、夢の中で野獣が死にそうになっているのを夢見たベルは後悔します。
心配したベルは夢で見た場所を探すと野獣がそこには倒れています。ベルが野獣に愛を誓うと宮殿が光り輝き花火が上がったのです。
そして、野獣は王子となり呪いが解かれ2人が広間へ戻ると広間には仙女が現れます。
ベルは王妃になる資格があると仙女に伝えられ2人は結婚して幸せに暮らしました。
つづく