受付時間 10:00-13:00(土日を除く)
6月は学生さんたちは試験でお忙しかったり、気候の変化もあるので
自己管理に気をつけてこの時期を過ごしていきましょう。
今週もレッスンにご参加いただきありがとうございます。
字が丁寧で綺麗に書いています。
年上の新入生の子が年下の新入生の子の面倒を見てくれています。
新入生の園児さんもレッスンに来る前からノートに書くテーマを決めてきたと言いながら張り切って書いています。
小学生の子たちにはレッスン前の準備1番〜8番を聞いて、言葉で教えてもらいました。
このクラスでバレエを始められるお子様は週1回からのレッスンでも
半年〜1年で美しい姿勢となることを目指して指導をしています。
美しい姿勢が身につくと集中力、礼儀作法も一緒に身につくので
落ち着きのなさの改善にも繋がり、相手の話しを良く聞いて行動ができるようになります。
お行儀、集中力が身についてきました。
先輩のお姉さんたちがお手本を見せて、後輩さんをリードしてくれるのでとても良い雰囲気で行っています。
音楽だけではなく、まわりを良く見て、振付けの細かいところまで確認をして、仲間たちと合わせて踊ることを学んでいます。
皆さんと一緒に作りたいものがあり、テーマは決まっているのですが
皆さんの言葉や考えも聞きたいので一緒に意見を出し合っているところです。
このクラスはとても伸び盛りでクラス全体のエネルギーが盛り上がっていて
一人ひとりが上達してるのを感じます。
大変なこともあるだろうけど、ちゃんと成長しているから大丈夫だよ。
とても丁寧に集中して真剣にレッスンをしている姿はとても美しいです。
皆さんの大好きなバレエが心身共に健康で長く続けられるように
今だけではなくて先の未来を考えながらレッスンを行っています。
いつも一人ひとりつきっきりにならなくても自分をコントロールできること
苦手なものから手をつけてみる、自分の身体を丁寧に育てることは相手を育てることにも繋がります。
皆さんのおうちで大切に育てているお花、お野菜、猫、犬、鳥などもさらに大切に育てることができるようになるよ。
あとカエルもね🐸
このクラスの皆さんにも日頃行っているバレエの基礎教育を生かす「なにか」を教えてもらっています。
皆さん一人ひとりから出てきた言葉がとても大切なのです。
「なにか」+「レッスン前後の心と身体の準備1番〜8番」を思い出してレッスンをしてみましょう。
仰向けのY字バランスの練習をしておいてね。
今月、学生さんは試験前ですから体力をつけて体調管理を大切にしていきましょう。
トウシューズを目指している子たち、もう一踏ん張りですから一緒に頑張りましょう。
いつもレッスンの合間に言われ続けていることも「なにか」のひとつです。
新しいメニューが始まりました。エチュードの部品作りをしていますよ。
音楽を一曲分通して回転の練習を2セット行いました。このコロナ禍で体力が落ちているので一緒に力を合わせて強い心身を作っていきましょう。
ある方から「選ばれるダンサー、オファーが来るダンサー」についてお話しを聞く機会がありました。
選ばれるダンサー、オファーが来るダンサーとは相手と比べ合わない、真似や嫉妬をしない、蹴落とすことをしない、卑怯なことをしないでまっすぐで夢中な人
それは踊りや会話、雰囲気で見抜かれてしまう
そして、例え嫉妬をされたとしても心ブレずに自分のやるべきことをこなしている人であることも言っていました。
志高く上を目指して前に進んでいるのですから、比べられたり、追いかけられたり、憧れを持たれるのは当たり前です。これはつきもの。
バレエ問わず全ての世界で共通することではないでしょうか。
このお話しを自然にサラッと言えるその方もベテラン舞台監督おすみつきの皆さんも良く知っている素晴らしい方
また会えるかもしれないよ。
このクラスは自分を磨くことと同時に、相手を思いやり力を合わせてお互いが切磋琢磨している仲間意識が素晴らしいです。
初等科さん、中等科の後輩の皆さん
先輩方のバレエに対する真摯さ、内面、踊りをよく観て、その背中を追いかけてお手本にしてくださいね♪
茶道の千利休の道歌のひとつ
「何にても置き付けかえる手離れは恋しき人にわかるると知れ」
物を置いたり、渡したりするときほど恋する人との別れを惜しむかのように優しく丁寧に扱うようにという意味があります。
それにより道具は正しい位置に置かれ、余情を味わうことができるのです。
「余情」とは物事が終わった後も心から消えない味わいのこと。
茶道、居合道、剣道の世界では「残心」「一期一会」という言葉があります。
「残心」とは技を決めた後、終えた後も力を抜いてくつろぎながらも油断をせずに敵から攻撃を防ぎ注意を払っている状態のことを意味します。
剣道の世界では試合中に一本取ってガッツポーズを取ると残心がないとされ、一本を取り消されてしまうこともあるのです。
「一期一会」とは茶道の世界で主客は帰宅するお客様の姿が見えなくなるまで見送り、茶室で一人茶を立てながら今日という日、出会いは二度とないことを噛みしめながら過ごすという意味があります。
物事に対して、人様に対して、自分自身に対して、バレエのレッスンに対しても
始まり・締めくくりほど丁寧にすることが大切なのです。
「一事が万事」とはひとつのことを見れば他の全てのことが推し測ることができるという意味があります。
愛情と心を込めて丁寧に日常を過ごすことは、踊りの質、礼儀、所作、学業、人間関係、社会的マナーの能力がさらに引き立ちます。
たとえ満足のいかないことがあったとしても、その中で人は育ち・育てられているのです。
できなかった理由を自ら作り上げて、無力さを味わう苦痛から逃れようとしているだけ
比べ合いだけでは己は育たず、お相手も育たない
見たくないもの、触れたくないものには可能性が秘められている
いくらでもそこから再びスタートすることができる
己の基準でできなかったと決めてしまうのはもったいない
あなたにはやるべきことがあります。
本来の進みたい道から外れぬように
あなたのするべきことはいったい何なのかということを思い出して下さい。
ステージが上がり力がついてきたときほど腹を立てたり、落ち込むできごとが再び起こりやすいかもしれない
本当にそのステージでやっていけるのだろうかという試される「試験」のようなもの
旧来の自分に戻らないで乗り越えられるだろうかのお試し期間
プロ野球の二軍から一軍に上がるときも自己管理の質がより求められますよね
今月の学生さんの試験にも点数や偏差値以外にさまざまな自己管理が試されるかもしれない
勝負のお相手は自分自身
このようなことを経験しなければ人様の痛みは分からないし、手を差し伸べることも、与えることも、愛することも、成功もできない
苦しいことがあるのなら許すこと
「許すことは癒すこと」
起こるできごと、お相手は己の鏡
それを認め、許し、学ばせていただいたことに感謝をする
そうすれば自然と美しく次のステージに進める
バレエを習うということは生きる上での全てのお稽古、レッスンなのです。
バレエ用品店チャコットの商品を村上バレエを通してご購入いただくと対象商品が10〜20%割引きとなる制度です。
毎月、ご注文を承っておりますのでお子様やご自身の日々のレッスンのためにどうぞご利用下さい♪