バレエを習うということで、バレエの機能や性能への価値をお伝えしています
姿勢 | 「身体の引き上げ」と「内転筋」を使うことで美しい姿勢や座り方の改善に繋がります。 |
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所作 |
・所作とは礼儀を踏まえた上でさらに美しく品良く見せるための立ち居振る舞いのことで、日本には丁寧な作法を重んじる「所作」が大切にされています。
・バレエとはフランスのルイ・14世が宮殿の貴族たちに礼儀作法を身につけて出世をしつ階級を上げるために広めた制度です。 ・美しい所作でキレイな女性になることができます。 ・美しい所作はまわりに好印象を与えて人から信用されるようになります。 ・将来の職業や人間関係に役立つキャリアに繋がります。 ・美しい所作は子供時代の生活環境、教育によって身につくので大人になってからではなかなか難しいものです。 小学生から中学生のゴールデンタイムに繰り返し、覚え込み、続けていくことで美しい所作は育まれ大人の女性のたしなみ、一生ものの財産となります。 |
しなやかな身体 |
バレエ特有の「ターンアウト」という身体の使い方のメリットには
・動ける範囲が広がります。 ・可動域が広がります。 ・軸が強くなります。 ・怪我予防となります。 ・強くて長いしなやかな筋肉がついてバレエダンサー体型になります。 |
有酸素運動 |
・バレエはゆっくり筋肉に力がかかる有酸素運動のため体脂肪を燃焼します。
・血中の脂肪を燃焼させるには20分以上の継続的な有酸素運動が必要となり、体脂肪や内臓脂肪が燃焼し出すのは45分以上の継続的な運動が必要です。 |
柔軟性 |
身体が柔らかくなるメリットには
・関節や筋肉が動かしやすくなりしなやかに大きく踊れるようになります。 ・余計な筋肉が大きくなるのを防ぎ、疲れにくく1曲踊りきることに役立ちます。 ・テクニックや表現力により集中してレッスンが受けられます。 ・身体のバランスが整い怪我予防に繋がります。 ・基礎代謝が向上され痩せやすい体質になります。 ・より長い時間、長い範囲で筋力を発揮することができるのでバレエだけではなく他の舞踊、スポーツのパフォーマンスアップのための基礎作りとしても役立ちます。 |
礼儀作法 |
・日本の「古事記」に「稽古」という言葉があり古(いにしえ)を稽(かむがへ)ること‥過去を考えること
照今(しょうこん)‥今を照らす 過去の出来事や先人の教えから学び現在に生かすこと、先人の教えに学んで今を生きる指針を見い出すという意味があります。 ・芸術の世界で稽古とは技の習得のために何度も繰り返すと共に自己の内面を高めるプロセスとして捉えられており、その全てが本番と言われています。 そのため、お稽古事とは「躾」の要素が多くバレエを習うということで礼儀作法の習得に繋がります。 |
自己管理 |
・ワガノワ・バレエ・アカデミー専属医師のナタリア・ドブロヴォーリスカヤ・アレクサンドル・メンチェーリンの言葉に
「医師や教師は手助けをするし、アドバイスもするけれども結局はその過程の中で自己管理を学ぶしかないのです。求められるのは心と身体のバランスです」 バレエと日常生活を両立することでタイムマネジメント、メンタル、食生活の管理の習得に繋がります。 |
バレエと医学 |
・最近のバレエの研究ではバレエのレッスンをすることで筋肉が変わるだけではなく、脳の回路や強く働く部分が変わるということが分かってきています。
神経難病の方がバレエのレッスンを続けていくと身体のバランスが安定したり、ご家族の方の負担が軽くなったという内容が医学論文にもなっているのです。 |
バーレッスンの効果 |
・バーレッスンではプリエからグランバットマンと流れの順番が決まっています。
これを繰り返すことで身体で覚えてきた経験のデータがたまるため、バレエの基本が身につき踊るための事前準備が整うのです。 |
アンシェヌマンの効果 |
・「アンシェヌマン」とは動きの一連である順番のことを意味します。
日によって指導者が新しい順番を取り入れて内容を変化させるのは、センターレッスンで踊るときに必要なパーツが違うからなのと、身体で覚えてきた経験のデータを増やすためです。 |
リフレクション |
・バレエのレッスンで学んだことを出来る範囲の中で予習、復習することをお伝えしています。
・リフレクションとは日常の言動、成功したこと、失敗したことを振り返り今後、同じ場面に直面したときにどのように対応していくかを未来志向で考えていくことを意味します。 リフレクションが習慣化されることにより、踊りの上達や感情や行動をしていく意識と自律性が高まることでしょう。 |
踊る喜び | ・バレエには基本の型があり、全ての舞踊の基本と言われています。習得する中では厳しいこともありますが、音楽に合わせて役柄をイメージして自分を表現していくことで踊る喜びを見出せるようになります。 |
創造力 |
・創造力とは
「新しいものを生み出す」 「もともとあったものに知恵や工夫を施してさらにより良いものとする」 「行動へと一歩踏み出す」 「イメージしたものを物語として仕上げるスキル」という意味があります。 ・経済産業省が2006年に「社会人の基本能力」についての3つの能力をさらに12個の能力要素に分けて提唱しています。 その12個の能力要素の中に創造力があるのです。 詳細→ 経済産業省 社会人の基本能力 ・人間は生身の身体ですから、年齢によって身長や体重、骨格や筋肉のつき方、感情、環境に変化があります。 その中で空間、音楽、仲間と呼吸を合わせながら身体のすみずみまで意識をして完成像の姿をイメージしながら全身の繋がりを持って美しく笑顔で踊るのです。 ・芸術の世界とは何度も作ってはやり直すという工程を繰り返しながらより良い作品を作っていくことが特徴のため今あるものから何かを作り出していくという創造力をバレエから学んでいるのです。 |
バレエを習うということで、バレエへの憧れ、感動、幸福感といった感情や心に働きかける価値をお伝えしています
バレエの舞台芸術の素晴らしさ | 舞台を観る機会はあっても観られる側になるというのは人生の中でなかなか少ないものです。
舞台を経験することにより、達成感を味わい自信が持てるようになります。舞台度胸もつくので日常生活では新しいことに挑戦したり、人前で話すことなどの気力に繋がります。 現代のバーチャルな仮想空間とは違い、舞台とは生の自分を表現する場でもあるので心身共に鍛えられ1回の舞台で大きな成長を遂げます。 発表会のために全員が努力して、そのお稽古の成果を皆様に観ていただくレベルまで作品を高めていき達成感を味わう素晴らしさ、感激、感動を味わうことが大きな成長と繋がります。 発表会では出演者全員がまばゆいばかりの光を放ち舞台に立ちます。 それは普段の中では見ることのできない美しい姿です。 |
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試しにやってみる力として | 「トライアル」とはスポーツやビジネス用語で「試しにやってみる」「お試し期間」「予選」という意味があります。
成長過程の中では今までのやり方、考え方に工夫をする必要があります。 この経験が慌てずより良くなるための変化の準備として前向きに捉えてひとつずつ取り組む力となることでしょう。 |
新しい知識やスキルを学ぶ力として | バレエ・学業・お仕事などを両立しながら新しい知識やスキルを習得する経験というのは将来、社会人になったときに働きながら新しい知識やスキルを学ぶリスキング教育に生かされることでしょう。 |
学び直す力として | バレエを続けていく中では受験、心と身体の成長、怪我など年齢によって環境や身体に変化が起こりますが そのときに今までの生活やレッスンを振り返り課題を学び直す機会が訪れます。これにより、踊りのパフォーマンス向上に生かされたり 日々の生活や支えてくれるまわりの人々に感謝の心が芽生えることでしょう。 将来、社会人になったときに教育や仕事を学び直すリカレント教育にも役立つはずです。 |
居場所のひとつとして | 「サードプレイス」とは自宅、学校、職場とは別に存在する居心地の良い居場所のことです。 家庭と学校、職場を往復する生活に追われている中、共通の趣味や関心を持つ仲間に囲まれて交流したり、新しい価値観や人々との繋がりを持つことで生活に好循環を与える効果があると言われています。 家庭以外の場所で幼い頃から自分のことを知って理解してもらえるバレエ教室というのはお子様が大人になったときの居場所のひとつになるのではないでしょうか。 |
初等科 |
1 呼吸方法 2 お腹を引き上げる 3 足裏のアーチと爪先の使い方を習得すること 4 腕と指先の使い方を習得すること 5 相手の目を見て、挨拶と返事ができること |
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中等科 |
1 プリエとタンジュが正確にできること 2 方向、足、腕のポジションが正確にできること 3 ターンアウトを習得すること 4 ストレッチ検定4級を目指すこと 5 踊るための集中力、読解力、実行力を持つこと |
高等科・初級 |
1 踊りの中での動きと動きを繋げるステップを正確にすること 2 インナーマッスルの使い方を習得すること 3 ストレッチ検定3級を目指すこと 4 踊る作品の役柄を演じるための表現力を持つこと 5 課題の発見、分析、実行するための計画力を身につけること |
高等科・中級〜上級 |
1 足を高く上げる力を習得すること 2 ジャンプ力を習得すること 3 回転力を習得すること 4 踊る作品の役柄を演じるための表現力を持つこと 5 心と身体の自己管理ができること 6 通常のレッスン以外にもコンクールやプラスアルファとなる課題にも挑戦してみること |
バレエを習うということを学ぶレッスンを行っています。
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